ここ数年でどんどん人気になっている麻布テーラー。
初めて春夏用のジャケットを作りました。
初めて作ってみた感想として、注意点はと言うと、初めは自分の好みに忠実に作った方がおすすめです。
店員さんのおすすめを聞くことも大切ですが、店員さんの好みもやっぱりマチマチ。
だから、この色は嫌だ、この色は好き、この形が好き、などははっきりしてオーダーしに行った方が良いです。
店員さんもお客さんの意見を聞きながら作ってくれますので、自分の好みを持っていないと仕上がり時に思ったものと違うなぁって思います。
勧められたけれどこの色はやっぱり自分にはしっくり来ないなぁとか思ってしまいます。
だから、最低限、色・形のざっくりとした方向性は決めて行った方が良いです。
方向性を決めると同時に、これは嫌だという方向もしっかり自分で確認してからお店に行くと、店員さんとの相談が良い方向に行くので、結局気に入った服が仕上がると思います。
今回春夏用のジャケットを作りましたが、色は正直失敗。
店員さんのおすすめは春夏は少し明るめくらいが良いですよと意見。
でも仕上がって来てみると、今の自分には明る過ぎてちょっと着るのに気が引ける。
まぁこれも良い経験。
自分がしっかり明るめのジャケットがまだ苦手と認識して店員さんに伝えれば良かったこと。
そして、裏地の色も適当に決めてしまって、なんかチグハグな自分の好みでは無い仕上がり。
ジャケットの生地の色、そしてその色に合わせる裏地の色はどんな系統が良いか？
決めなくても、濃い系は嫌とか、目立つ系は嫌とか、嫌なパターンを知っておけば良かったと思います。
逆に良かった点は、春夏用とは言え、ジャケットの裏地はあった方が形のしっかり感があって良いと勧めてもらったこと。
正直、これはここ２、３年迷っていたこと。
背抜きのジャケットを着用するのは高温多湿のアジア圏くらいらしいとは以前に聞いたことがある。
春夏用スーツで背抜きと背ありのどちらも使っているけれど、やっぱり背ありの方が生地はしっかりした感じが出るので見た目が良い。
ただ、気になることが暑さ。
暑さで言えば、確かに背ありの方が暑いのですが、そもそもの生地が軽くて涼しげなものを選べば、思ったほどに暑さは気にならなかったです。
なので、今回は背ありでジャケットを作りました。
やっぱり出来上がりを羽織っても背ありの方がしっくりくるのでおすすめしてもらって良かったです。
あとは初めてスーツやジャケット、スラックスをオーダーするときは、まだ自分の好みが定まっていないと思いますので、お値段は安めから作ると良いと思います。
スラックスで１本15,000円くらい、ジャケットで35,000円くらい。
５万円程度でオーダースーツが作れるのはやっぱりお得です。
あとはスーツもジャケットもそうですが、生地感がとても大切なので、気に入ったデザインやスタイルが固まれば、少しずつ高級生地にランクアップしていくとより一層オーダーが楽しめると思います。
麻布テーラーに限ったことではありませんが、オーダーでスーツ・ジャケットを作る場合は自分の好みを一旦整理してからお店に行くことをおすすめします。
こだわりの部分と、これは嫌だというポイントを出来るだけ抑えておくことが失敗を少なくする注意点です。
やっぱりオーダーで作る洋服は楽しいです、愛着も湧きます。
多少の失敗もしながらオーダーを楽しみましょう。
※参考までに麻布テーラーのアフターサービスについての案内写真です。
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