シンプルなデザイン且つとてもお安く買える「NEW HATTAN(ニューハッタン)」のローキャップ。
基本的にはフリーサイズのワンサイズ展開ですが、後ろ部分にアジャスターがあるのでかなり幅広い頭のサイズに対応出来る万能なキャップです。
我が家では長年、私と妻、そして小学生以上の子供たちはみんなニューハッタンのローキャップを色違いで愛用して来ました。
そんな長年の使用経験の中でどうしてもしっくりと来ていなかったこと、それは「頭の大きい私用のサイズ感」。
頭の周りが実測値で58cm〜59cm程度、それだけではなく後頭部寄りのテッペンがちょっと高くなった頭の形なので、通常サイズだとローキャップにしても被りが浅過ぎる感じで、尚且つ頭の周りもアジャスターで調整出来るとはいえ余裕のない感じでした。
そんな時にネット(楽天)で見つけた商品がニューハッタンローキャップのBIGサイズ、お値段は送料込みで2,000円弱。
サイズを比較すると、通常サイズが「高さ約11.5cm 」「 ツバの長さ約7cm」「頭の周り約53cm〜60cm」のところ、ビッグサイズは「高さ約13cm(1.5cm UP)の浅めタイプor高さ約14cm(2.5cm UP)深めタイプ、「ツバの長さ約7.5cm(0.5cm UP)、「頭の周り約58cm〜65cm(5cm UP)、満遍なく通常モデルをそのままサイズアップしています。
使ってみた感想、結論は非常に良い◎、長年しっくりと来なかった頭の周囲の大きさが合わなかった「横に広がり過ぎる感じ」、そしてローキャップにしても「浅過ぎる被った感じ」、この悩み2点が解決されました。
※今回購入したものはキャップの深さ(高さ)が約14㎝の「深めタイプ」
タグの表記は「XL」となっています。
帽子内側のタグは通常通り、サイズ表記もワンサイズ。
素材は通常サイズと一緒でコットン100%。
本当にサイズ以外は通常サイズとビッグサイズは一緒の作りです。
帽子の内側も一緒。
通常のニューハッタンローキャップのデザインが気に入っている方なら、デザイン的には何の違和感もなく使えると思います。
帽子のテッペン部分も一緒の感じ、6枚の生地を縫い合わせて、各部分に通気穴が開いていて、テッペンにぽっちがついているデザインのままです。
通常サイズとビッグサイズを並べてみるとこんな感じ。
実際に並べて見ると明らかに全体のサイズが大きいことが分かります。(ビッグサイズ:左、通常サイズ:右)
真上から見ても明らかにサイズが違います。
通常サイズとビッグサイズの並べ方を反対にしてもサイズの違いですぐに分かるくらいに違います。(通常サイズ:左、ビッグサイズ:右)
ツバの部分を重ねてみるとこんなにも違います。
ツバの長さはもちろんのこと、帽子の周囲が大きくなったことでツバの幅も結構大きくなった印象です。
帽子をひっくり返してみましたが、ビッグサイズの中に通常サイズはすっぽりと収まってしまうくらいに全体的に大きくなっています。
帽子の後ろ部分、アジャスターはこんな感じ。
作りは通常サイズ、ビッグサイズともに同じ。
ただ、帽子の周りの長さが5cmも大きくなるというサイズアップは結構違いがあって、通常サイズでアジャスターを結構広げて使っていても、ビッグサイズだと結構縮めて使用する感じになりました。
特に気になりませんが、帽子着用時の後ろから見た感じはアジャスターをたくさん縮めれば、帽子の後ろ部分(アジャスターの上の円になっている部分)がたくさん余る感じになります。
ニューハッタンのローキャップを被ってサイズに余裕がある感じが新感覚で、個人的にはとても嬉しかったです。(通常サイズ:右、ビッグサイズ:左)
帽子の内側をパッと見てもサイズの違いが分かります。(通常サイズ:右、ビッグサイズ:左)
ニューハッタンのローキャップがシンプルで好き、でもサイズがキツイ!そんな方には間違いなくおすすめ出来るBIGサイズローキャップでした。
ただ、注意した方が良いと感じたことが下記2点。
- 過剰なサイズアップ
- キャップの深さ
頭のサイズが周囲幅で59cm、頭のテッペンが少し出っ張っているという私には最適なサイズと感じましたが、このBIGサイズローキャップは本当にBIGサイズです。
通常サイズで多少小さいかな?程度の方であれば、ひょっとしたらBIGサイズは過剰なサイズアップになって、オーバーサイズでしっくり来ない可能性もあります。
本当にビッグサイズはビッグサイズです。
あと気になるかもしれない部分が「キャップの深さ」。
今回購入した目的は「頭の周囲を広くして余裕を持って被りたい」、そして「もう少し深く被りたい」ということだったのでBIGサイズの中でも帽子高さ約14㎝(通常タイプ比:+2.5cm)の「深めタイプ」にしましたが、2.5㎝の高さアップは思った以上に違います。
結構頭の大きい私でもすっぽりと被れて、耳に当たるギリギリのところまで深く被れるサイズ感です。
元々はローキャップなので、深く被れ過ぎることが好みによってはイメージと違ったという失敗になる可能性はあるかも知れません。
BIGサイズになれば、頭の周囲の部分に余裕が出来るので、浅めのサイズ(通常サイズ比:+1.5㎝)程度の方が、通常サイズのイメージのまま着用が出来ると感じました。
個人的には風が強い日でも飛ばされにくいように、しっかりと深めに被れるキャップが欲しかったので、耳の近くまでしっかり深く被れる「深めタイプ」でとても良かったですが、ファッション的にローキャップを被りたいとき用に「浅めタイプ」をもう1個買っても良いと思います。
- BIGサイズは通常サイズと比較してしっかり大きい
- 通常サイズよりもBIGサイズの方が価格が高い(通常1,000円未満→BIG2,000円弱)
- 深さが選べる(ローキャップイメージ好きは浅め、しっかり大きいサイズ希望は深め)
結局、買って良かったかどうかというと、通常のニューハッタンローキャップのサイズがキツかった私にとっては最高に買って良かったです。
妻と小学生以上の子供たちは今まで通り、通常のニューハッタンローキャップを愛用。
そしてビッグヘッドの私はBIGサイズのニューハッタンローキャップの深さ「深めタイプ」と「浅めタイプ」の併用で落ち着きました。
通常サイズより価格が高いと言っても、送料込み2,000円程度(楽天市場)とお安いので、サイズでお悩みの方には1度試してみる価値は十分あるキャップだと思います。