秋から春にかけて自宅の中で履くスリッパを今年はユニクロで買ってみました。
ユニクロで購入したスリッパはウォッシャブルルームシューズ。
もはや名前がスリッパではなくて、ルーム(部屋用)のシューズ(靴)です。
昨シーズンまで2年間使った無印良品のスリッパと使い心地を比較して良かった点はざっくりこんな感じ。
- 靴のようなフィットした履き心地で動きやすい
- 作りが丈夫で快適さ長持ち
- 洗えるので足の蒸れ臭さを解消できる
先ずは商品名の通り、スリッパというよりもシューズなので部屋履きでありながら足にフィットした感じがあって、とても動きやすくて快適。
商品にもよると思いますが、以前使っていた無印良品のスリッパはやっぱりスリッパ。
ユニクロよりも作りが柔らかく、足へのフィット感が弱く、普通のスリッパでした。
そのスリッパと比較するとユニクロのルームシューズは本当によく出来ていて快適です。
かと言って靴裏までシューズ感を強く出している訳ではなく、普通のスリッパみたいに平坦ながらも適度に滑らず丈夫な靴裏なので、家の中ではちょうど良い歩き心地。
洋服など他のアイテム同様にユニクロのルームシューズは作りが丈夫。
本体もしっかり形成されていて、縫製もしっかりしています。
骨格がしっかりした中で、取り外せる中敷もしっかりしたクッション性と丈夫さがまた快適。
完全に中敷を取り出すとこんな感じ。
中敷自体もかなりしっかりした丈夫な作りで、この中敷きが適度なクッション性を生むことで歩きやすさと足を入れた時の快適さをうまく出しています。
何よりも無印良品のスリッパで気になっていた点は臭い。
1シーズン毎日しっかり履いているとやっぱり臭くなります。
長時間履いて足が蒸れることもありますし、お風呂上がりに履いてしまって、スリッパの奥の方が湿ったまま臭くなってしまうことがありました。
スリッパとしての履き心地は快適でしたが、フィット感と蒸れ対策の点から考えるとユニクロの「ウォッシャブル」という観点はとても快適です。
無印良品のウォッシャブルではないスリッパを洗ったらヘタヘタになってしまったので、ユニクロのウォッシャブルルームシューズはとても快適。
本当は価格も1,000円以内が好ましいですが、毎日履くものなので1,500円でも納得の快適さです。
万人ウケを狙うデザイン性が気にならないアイテムであれば、やっぱりユニクロ強しという感想です。
ただ、使い込んで不快な点もあります。
- 中敷が飛びる(当たり外れ有り)
- つま先部分が臭くなる
その不快な欠点は中敷がかかとに引っ掛からなくなってしまうこと。
ちょっと分かりにくいですがかかと部分の折り返し角度が弱くなってきて、中敷が浮いてきて外れてしまうのです。
テキパキと動きたいところが、スポッと中敷が外れるようになって、かなり不快になりました。
せっかく足のフィット感が良く、中敷のクッションも良い感じで快適だったのに、私の場合左足用だけスポスポとかかとが外れるようなクセがついてしまいました。
中敷を抜いて見た感じがこれ。
右足用は全然外れないのに、左足用だけ。
地味に不快なので買う時にしっかりとカカト部分の折り返しがキツくなっているかをチェックした方が良いのかも知れません。
当たり外れがある点だけちょっと残念なユニクロのルームシューズです。
最終的には、左足の中敷がすぐに外に飛び出てまともに歩けないのでワンシーズンで捨てました。
捨てる直前のスリッパがこれ。
かかと部分がぺったんこ。。。
更にはつま先部分が閉じた形状なので、蒸れてとても臭くなりました。
匂いは選択すれば取れますが、臭くなる、洗う、中敷のフィット感が悪くなる、という感じで処分しました。
右足の方は毎日使っても、洗濯しても中敷のフィット感がしっかりしたままで、快適に使えましたので、当たり外れがあるのかも知れません。
中敷のフィット感さえ外れなければ、とっても快適なスリッパです。
価格もそんなに高く無いので、中敷が直ぐに抜けてしまうハズレに当たってしまったら残念と諦められる程度だとは思います。