日頃ビジネス用で使っているスーツのブランド、ブルックスブラザーズ。
既製品の約1割増しで作れるパーソナルオーダーがとってもコスパが良くて、生地も仕立てもしっかり、メンズビジネススーツの基本として絶対におすすめのブランドです。
ビジネススーツで何を着たら良いか定まっていなければ、ブルックスブラザーズで作れば間違いありません。
若者から中高年まで全ての世代に合います。
細身からゆったり目まで、基本のモデルがしっかり揃っていてメンズスーツの決定版とでもいうくらいの安定感です、さすが伝統の歴史あるブランド。
価格は1着10万円ちょいからパーソナルオーダーが作れます。
生地、仕立てがしっかりしているので、自分の体型が変わらなければ長く着用出来るので総合的に考えてコスパはかなり良いスーツだと思います。
それにブルックスブラザーズのスーツは万人受けしやすく、しっかりとした信用される印象を与えるスーツなので仕事用として最適です。
自分の好みよりも、ビジネス上の信頼感を得ることを重視するのであればとてもちょうど良いスーツブランド。
その総合的なコスパを知ってから、2年くらいかけて全てのスーツをブルックスブラザーズに切り替えました。
そんな中、春夏用の高機能素材としてブルックスクールが気になって春先にブルックスクール生地のパーソナルオーダースーツを作りました。
スタイルはパーソナルオーダーでいつも作っているカタチで作れるので、シルエットはいつも通り、ただ生地がブルックスクールになっただけです。
ブルックスクール生地のスーツを使ってみた個人的な感想、評価ですが、結局はいつも通りの基本生地の方がしっかりとした印象、信頼感を得るためには良いと感じました。
ブルックスクールはその名の通り、涼しく快適に日本の夏を過ごすために開発された素材。
生地が薄くてフォーマル感が普通の生地と比べて薄まり、カジュアル感がどうしても出てしまいます。
ある程度、生地の厚みと重さがあった方がスーツはビシッと着こなせる、信頼される雰囲気が出るのだと思いました。
確かにブルックスクールは普通生地のスーツと比較すると軽くて涼しいので日本の夏に快適です。
シワになりにくく、少しストレッチ性があって動き易いです。
ただ、もともとブルックスブラザーズのパーソナルオーダースーツを着ている人は室内で仕事をすることが多いのではないでしょうか?
暑い夏、外にずっといることが少ないのであれば、事務所の中も電車の中も飛行機の中も空調が効いていて快適なので、そこまで薄くて涼しい素材にこだわらなくてもなんとか春夏時期を過ごせると思いました。
ビシッとビジネススーツを着こなして、相手から信頼感を得たい場面は室内が多かったので、結局同じ価格で買えるのであればいつも通り、普通生地のスーツを次からは作りたいという結論。
逆にブルックスクールを着たいくらいに暑い場所、またはカジュアルな装いで良いシーンであれば、別のブランドの方が適していると感じたのが正直な感想です。
ブルックスブラザーズの良さが生かされきれていない、中途半端な感じになってしまうブルックスクールスーツでした。
作っている工場も普通スーツとブルックスクールスーツで異なるようです。
せっかく10万円も払ってビジネスの場で信頼感と自分の自信を高めるスーツを買いたいと考えるのであれば、春夏用ビジネススーツもいつも通り普通生地のスーツがおすすめです。
生地にかかわらず、既製品ではなくてパーソナルオーダーにすることも絶対におすすめします。
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