ビジネススーツに合わせるドレスシャツのアイロンが面倒。
でも仕事柄、年齢的にもそれなりに上質なワイシャツを着たい。
そこで10年近くリピートして愛用したノンアイロンのワイシャツが「ブルックスブラザーズ」。
既製品で販売されているノンアイロンワイシャツの中ではかなり上質感があっておすすめのアイテムです。
長年使ったメリットデメリットは簡単にこんな感じ。
メリット
・高級感がある
・既製品ですぐ買える
・腕部分の折り目がキレイ
・意外と丈夫で長持ち
・防シワ効果が意外と長持ち
デメリット
・既製品で気に入ったデザインが見つかりにくい
・既製品でちょうど良いサイズが見つかりにくい
個人的に結構気に入っていた部分が、この腕部分の折り目加工。
クリーニングに出した時のような腕部分の折り目がしっかりとキレイについていて、この折り目がかなり長持ち。
生地が弱ってきて捨てるまでこの腕部分の折り目が薄れたと感じたことが一度もありません。
自宅の洗濯機で洗って、ピシッと伸ばして部屋干ししたままなのにこの腕部分の折り目がとってもキレイで気に入っていました。
腕部分以外は折り目加工はないので、普通に防シワ加工だけです。
2〜3年間、週1〜2回着用したワイシャツでこのくらいのシワ加減です。
細かいシワというか生地のヨレた感じは多少出ますが、神経質な方でなければ、着用して馴染むのでだらしない感じにはならないと思います。
ただ、長年着用するとどうしてもえりそで汚れは溜まります。
袖部分はこんな感じ。
襟部分はこんな感じ。(汚くてすみません)
こうやって汚れが自宅洗いでは取れなくなるとクリーニングに出してキレイにしてもらっていました。
大体3ヶ月に1回、または4ヶ月に1回くらいクリーニングに出してリフレッシュを繰り返していましたが、あまりクリーニングへ頻繁に出すと防シワ加工の弱りが早まるので最小限のクリーニング回数で使った方がおすすめです。
濃い色のワイシャツだと襟袖汚れも多少は気になりにくいので、濃い色もおすすめです。
襟部分はこんな感じ。
淡い色よりは汚れが目立たないです。
全体はこんな感じ。
コスパで考えるとユニクロのノンアイロンワイシャツの方がかなり優秀ですが、やっぱり高級感は断然ブルックスブラザーズの方があります。
価格差が5倍くらいあるのでどちらが良いかは好き好きですが、ノンアイロンでありながら上質なワイシャツ、しかもオーダーのように仕上がりを待つことなく着用できる点では結構おすすめのワイシャツだと思います。
シワが付きにくいので出張の際にもとても重宝しました。
また、生地自体も意外と丈夫で、いつ捨てたら良いの?と思うくらいに2年、3年と使えていました。
私の場合、捨てる時は生地が擦り切れたとかではなく、防シワ加工が弱くなったことと、特にデザインに飽きたから捨てていました。
丈夫で長持ち、しかも自宅洗いなので、環境にもお財布にもエコです。
デメリットはあまりないのですが、強いて言えば「気に入った商品を見つけることが大変」というくらい。
シルエットも細身からゆったり目とバリエーションが比較的多く、袖の長さ・首周りのサイズも選べます。
自分に合ったサイズで選ぶと、デザインの種類はごく限られます。
既製品で販売しているので自分に合った商品が見つかれば、すぐに着用出来て便利なのですが、欲しいデザインとシルエット・サイズが合致した商品が欲しいタイミングで見つからないことに多々悩まされました。
そのため、通年を通してブルックスブラザーズの店舗やネットショッピングサイトを定期的にチェックして、自分好みの商品を探す手間がありました。
丈夫で長持ちするので、そんな頻繁に買い増ししないのでデメリットと感じるほどではありませんが、ちょっと不便に感じた点です。
総合的に見ても「既製品」で「上質」な「ノンアイロンワイシャツ」を探していたら「ブルックスブラザーズ」はとても良いと思います。