聴き続けることって、分かっていても意外と難しい。
教育すると言うとついつい良かれと思って喋り過ぎてしまいがち。
でも効果なアプローチは逆であることが多いと感じます。
先ずは聴いて欲しいこと、相手に溜まっている感情を全て発散してもらう、それもちゃんと傾聴する。
自分のことを本当に理解しようとしてくれている、または理解してくれている、そんな気持ちになるからこそ必要なインプットが欲しくなる。
だから先ずは徹底的に質問して思いを聴く、相手からこちらが質問されるまで質問して聴き出しまくる。
これも心ここに在らずで質問するのではなくて、本当に相手を理解したいと思うことが大切。
そうすれば自然と質問が湧き出してきます。
何を質問して、何を聴き出せば良いか分からない状態は、本心では相手のことにそんなに興味が無いから。
教育の大前提は本当に本気で相手に成長してもらいたいと思っていること。
その気持ちを持って、相手から自然と質問が湧いてくるまではこちらから徹底的に質問する、アウトプットしまくってもらうこと。
そして自分のアウトプットだけでは成長が出来ないと気がつく様に仕向けて行くことが大切。
ここら辺の観点が有る無しでその相手の成長角度はある程度そう予測出来てしまうことも認めざるを得ない事実。
おじいちゃんおばあちゃんが孫の話を優しく聴いてくれるイメージ、そして好きなことを喋ったあとはおじいちゃんおばあちゃんの事が気になって質問する。
そうなって初めて大切なことを語り始める。
伝える前に聴いてあげよう。
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