大切に思う人が悩んでいたら少しでも役に立ちたいな、救ってあげたいなと考えると思います。
そんな時どうしていますか?
私はついつい一生懸命になり過ぎて思いつく限りのアドバイスをしてしまっていることが多々あります。
それは早く解決してあげたいと思って自分なりの『答え』を必死に提案しまくってしまうことです。
想像した『答え』と言う『情報』を発信し続けてしまうのです。
そんな中、長年自分とは全く違うアプローチで悩む人を救って来た人の話を改めて聞く機会がありました。
決定的な自分との違いは『人が寄ってくる』のです。
ただただ受け入れてもらえる、ただただ聞いてもらえる、と言う絶対的な安心感からでしょうか。
その人に相談した人達がその後どうなっているかと言うと、それなりに自分の足で立って成長しているのです。
ひたすら受け入れられることで結局の答えは自分自身で導き出しているのだと思います。
そして何よりもそんな母性溢れる神対応でずーっと接していると、相手も平和な部分が増えているのです。
平和が伝染しているのです。
早く悩みを解決させようと『答え』っぽいことをたくさん伝えることが本当の優しさでは無いかも知れません。
本当の優しさは『答え』に自分自身が気付けるように寄り添ってあげること、たくさん聞いてあげる事なのかも知れません。
『人が寄ってくる』と言うことはそれだけ相手が自分に期待を寄せていると言うことだと思います。
人が寄ってくることが良いと言う訳ではありませんが、平和的アプローチに共感してジワジワと拡散していることは間違いないです。
平和を作るために、もっと相手を信じてひたすら受け入れてあげるべきだなぁと反省する今日この頃です。
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