
平凡で素人ながら株式投資を始めて早10年以上。
毎年必ずプラスの収支で終えています。
100万円単位で増えた年、10万円程度しか増えなかった年と差はありますが確実にプラスで1年を終えられる様にしています。
その結果、平凡な株式投資万年素人サラリーマンには中長期保有を前提とした高配当銘柄をほったらかしで保有することが安定したプラス収支を生み出すと思いました。
確かに2、3週間だったり、1ヶ月、2ヶ月から半年1年程度の短期売買で大きく儲かった美味しい経験もありました。
でも10年以上経験して振り返ってみたら、中長期でしっかり保有し続けていればもっともっと大きく利益が出ていたなと言うことが多かったです。
たまたまアベノミクス前に株を始めて、アベノミクスのお陰で全体的に儲かっただけ、何をやっても何を買っても儲かる様なタイミング、波に乗っただけでした。
この波に乗ることはもちろん大切ですが、これは単なるビギナーズラックであって、ちゃんと落ち着いて長く今まで保有していればもっと大きな含み益になっていました。
そんな何も考えなくても平均的にグングン株価が上昇していく局面ばかりでは無い時、どうやって増えていくかと言うと、やっぱり配当はとても大きな要素です。
高配当銘柄だからって株価自体は上がらないかと言えばもちろんそんなことはありません。
ちゃんと上昇局面では株価自体も上がるので含み益は増えて、尚且つ上昇下落局面に関わらず配当が定期的に入ってきます。
市場環境や業績によって配当も変わりますから、高配当銘柄だからと言って集中投資するよりも分散投資をおすすめします。
業種のバリエーションも増やしておけば万が一のダメージも軽減されます。
コロナ前に航空会社へ集中投資して大ダメージを経験したので分散は大切。
そして長期保有に関してもアベノミクスでの利益がもっと多く取れたと反省する経験から大切だと思いました。
また高配当銘柄という点は市場が停滞している局面でもコツコツと増えていくためにとても大切なポイントと思いました。
大して株価が上がりも下りもしないでいても配当はコツコツと入ってくるのでコレが結構大きいです。
最後に大切なことと感じているポイントがほったらかすこと。
毎日何回も株価を見てちょこちょこと売買をしているよりも、素人サラリーマン投資家程度であればほったらかしにした方が増えます。
平凡な素人サラリーマンは株価の変動に一喜一憂して取れる利益を取りこぼして、要らぬ損失を取ってしまいがちです。
そして、株を切り売りして生活しないためにもほったらかしにしておくこと。
コツコツと株が増えれば配当も増えますが、逆も然りです。
株で儲かったからと言って、調子に乗って株の評価額を当てにしたお金の使い方をして売ってしまえば勿論その分の配当が入らなくなります。
コツコツと負のスパイラルにハマってしまいます。
これも大失敗の経験中です。
結局は平凡で万年素人程度の株式投資家であれば、高配当銘柄を幅広くコツコツと増やして、長期的にほったらかし。
これがベスト。
プロを目指すならば別の勝ち方も沢山あると思いますので、あくまでも平凡素人向きの勝率を上げる方向性です。
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