収入カテゴリーの記事ですが、お金を使うことに考えてみました。
使うことによる収入。
収入という結果だけを考えがちですが、入る為には何処に出すか、これが大切だと思います。
出すから入ってくる、動かすから巡り巡って戻ってくる。
だから何処に使うかが本当に大切。
お金を使う、何かを買う、そうするとお金が減る。
その瞬間だけを見ればその通り、でも時間という軸を入れて考えると、そうではない。
株を買えば現金は減る、でも時間が流れると配当というリターンが入ってくる。
使ったのに増える。
だから時間という軸を意識して使いどころを考えるべき。
お金を使う、お金で何かを買う、買うと言うとその対価は目に見えるものを想像することが多いと思います。
自分自身も長い間そうでした。
洋服と言う物を買う、家という物を買う、コーヒーと言う物を買う、ホテルに泊まると言うサービスを買う、遊園地で遊ぶと言うと体験を買う。
この中でも、サービス、体験を買うと言うことがありますが、本当は洋服も家もコーヒーも、サービスを買っている、体験を買っているのだと思います。
もっと言うと時間を買っているのです。
この全てに共通することは時間を買っていると言う点。
生きる=時間。
それ以上でも、それ以下でもありません。
だから自分の持っている資源を何処に投資するのか、時間を買うと言う観点を持って投資することが大切です。
そしてその買った時間は深いのか、それとも長いのか、そんな感覚が必要だと考えています。
短時間でも重要な時間なのか、短時間での効果は少なくても長期的に続いて、結果として大きな意味があったのか、そんな感じです。
同じ物を買うにしても、今の手持ちを減らしたくないから安いスーツを買う。
そうすると手持ちのお金が減る量は少ないですが、そのスーツを着ている時間分だけケチくさい時間を過ごしてしまいます。
スーツは2、3年は最低使うと思いますので、その期間の時間を、自分自身の時間を自らお安く過ごす選択をしてしまったことになります。
過ぎたら、もう戻って来ない資源が時間です。
これ以上に貴重な資源は、今のところ人間には無いと思います。
ここに時間を買う、と言う概念が中心にあれば、自分の気に入ったスーツを選択するはずです。
もちろん身の丈を超え過ぎた物を買う必要はありませんが、買おうと思う対象物がどれだけの時間を共にするかと言う考え方が入れば、同じ対象物でも使える予算額が変わってくると言うところがポイントです。
これには逆もあって、時間を買う概念が最初に来ると、値段が安くてもお金を使わなくてなる部分がかなり増えます。
例えば、憂さ晴らしのお酒、実は大して役に立たない雑誌、セールで安いから買ったほとんど着ない服、などなど、お金を使う、何かを買うことの感覚が変わると結構使わなくても良いことが増えてきます。
結局は時間を買う感覚を持つ前よりも、手元にお金が残るようになると思います。
残っていないのであれば、もっと時間を買う意識レベルが上げられる余地があるのかも知れません。
今日一日で買ったものは何ですか?
それはどんな時間をもたらしてくれましたか?
短時間でも深かったのか、深くは無かったが長時間の質を上げられたのか。
時間を買うと決めたら、目線が変わって楽しいです。
自分の時間に投資するので、楽しいことしか無くなります。
そんな使い方を楽しんでいるうちに、循環してお金が戻ってきてくれます。
そうなるハズです。
1度しか無い人生、戻って来ない時間、本当に大切です。
この時間はいつまであるか、全く保証されていません。
今日無くなるかも知れません。
明日かも知れません。
だから時間を買うのです。
お金も手間も何処にかけるのかを大切にしたいと思います。
だからちょっとお金を追加して快適に移動出来る電車に乗って記事を書いています。
買い物の全ては時。
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