体力も運動神経も衰えてから始めたサーフィン。
実は過去に10代の頃一度はショートボードをチャレンジして、難し過ぎて直ぐに断念した苦い経験があります。
ボードにまたがって波待ちすら出来ないで、一度も波に乗れることなくやめました。
それから月日はかなり経ち、ひょんなことからおじさんになってサーフィンを始めました。
これはサーフィンをのんびりとにかく楽しむと言うポイントに絞った話ですが、上達するにはいくつかポイントがあると思いました。
それは『簡単に乗れる良いボード』、『簡単に乗れる優しい波質のサーフポイント』、『思いっきり練習出来る混雑の少ない場所』、『とにかく回数多く練習に行く』、『本や動画をたくさん見てイメージトレーニング』の5点。
他にも色々ありますが、ボード、波質、空いている、たくさん行く、見る、そんなところが大切です。
まずは1番大切なことはボード、過去諦めたのは難しいショートボードから始めたから何だと気がつきました。
お値段は高いですが、長さと浮力がしっかりあるロングボード、しかもちゃんと初心者向きの良いボードを使ったら簡単に立てます。
練習初日で立てるようになるでしょう。
そして次は波質。
ほれ過ぎた波や、一気に崩れるダンパーの波質でどんなに練習しても上手になりません。
やっぱり厚めのトロい波質で、ゆっくり崩れるビーチが良いでしょう。
同じエリアでもポイントを変えると全然波質が違いますし、どこも一緒だと思って練習していると、波に乗れる本数、乗っている時間の差が大きく出ますので上達にも差が出ます。
初心者ロングボードなら絶対に厚めのトロい波質の場所に行ったほうが初心者でも楽しめます。
次は空いている場所、時間帯を選ぶこと。
初心者でボードをうまく扱えない時にはやっぱり混雑を避けましょう。
ぶつかったりトラブルになると一気にサーフィンが楽しくなくなって、嫌になってしまいます。
だからちょっと遠くても波質が良くて空いている場所を選んだり、早起きをしてり、夕方遅めに行ったりと空いている時間帯を選んだ方が思いっきり転んだりして練習し易いので上達も早まります。
始めのうちは前乗りとか、どうしたら邪魔になっているのかも分からないと思いますので、先ずはとにかく空いている場所。
あとは当たり前ですが、回数をたくさん行くこと。
波は毎日違います、時間帯でも変わってきます、1日として同じ波は来ません。
なのでたくさん海に入る回数を増やすことでいろんな状態を経験出来て、ボードの取扱や波の乗り方、海の中のルールなどを覚え易いです。
最後にこれもかなり大きなポイントだなと良く思うことが、本を見たり、動画をたくさん見ること。
要するに視覚的にイメージトレーニングを積み重ねておくこと。
思った以上に毎日何回も見ていることが海の中で出来たりしてきます、なりたい自分を何度も見ることはとても大切でした。
今はYouTubeで検索すればたくさんのサーフィン動画が簡単に見れますので、興味のある動画をたくさん見ておくと、実際に海に入った時に意外と役に立ちますので海に入っていない時間のイメージトレーニングはとてもおすすめ。
長くサーフィンを続けて、たくさん失敗や無駄なことを経て少しずつ上達してきて最初からやっとけばもっと上達が早かったのになぁ、と言うポイントはこんな感じです。
長くて浮力があって扱い易いちゃんとしたボードを使う、ボードは何でも一緒ではありません、道具が良ければその分サーフィンが楽です。
そして波も自分にあった場所を選ぶ、海は全部一緒ではありません、厚くてトロくて優しい波で練習しましょう。
混雑もNGです、安全に楽しく思いっきり練習するには混雑を避けましょう。
そしてたくさんの回数海に行きましょう、出来ればいろんなポイントの海に入って違いを体感すると良いと思います。
あとは海に入っていない時間も大切、本を見て、動画を見て、たくさんイメージトレーニングしましょう、視覚的に入ってきた内容に意外と近付いていきます、気が付かなかった今の自分に必要な上達のポイントに気が付けたりします。
おじさんになって始めたサーフィンで以上5点は最低限必要なサーフィンが上達するポイントだと感じました。
おじさんになってからサーフィンを始めると体力的にも運動神経的にも大変ですが、のんびりとマイペースで楽しむことを中心に考えて続けていくと気が付けばそこそこ出来る様になってきます。
他の上手な人達に巻き込まれて、自分のペースで楽しめなくなったら、離れて自分の楽しいと感じるペースでのんびりサーフィンをすることも大切です。
とにかく長年楽しめるスポーツ、趣味としてサーフィンはとってもおすすめです。