サラリーマンとしての給与収入。
今となっては猛烈社員で社畜になるだけでは経済的な将来を考えてリスクが大き過ぎます。
出世、昇給のために沢山の時間と労力を投資しても望む様なリターンが保証されない世の中に変わって来ているということ。
大して給与が上がらなかったり、上がっても定年前の一定の年齢になれば役職定年などで一気に給与が下がる。
上がった給与も昔のように長くは続かないということ。
サラリーマンは頑張って昇格昇級した分、後々楽出来る既得権的なベテランの過ごし方がありましたが、今はそんなことは無くなって来ています。
だから余計な時間と労力をサラリーマンの給与収入に対して掛けすぎないことが大切。
一生懸命に仕事をしない、手を抜くという事では全く無くて、最大限の成果を出すために一生懸命に仕事をやりますが無駄なことはやらないドライさも重要になって来ていると思います。
会社員にとって会社からもらう恩恵に対して、会社が必要とする対価を返すこと。
それ以上に無駄な労力、時間をかけることは自分の将来が報われることとは必ずしも繋がって来ないということ。
もう昇給昇格出来ない時期が突然訪れた時に、あんなに会社に尽くしたのにこんな扱いか!と怒らないこと。
もうそう言う世の中なのです。
会社が必要とする対価、貢献以上は個人の気持ちの満足度次第。
自己満足としてやりたいかどうかです。
会社員を自分生活の経済的基礎と考えるならば、自分の給与収入のコスパを上げる意識はとても重要な観点です。
1日何時間、1ヶ月何時間を投下してこのリターン(給与、社会保険、退職金、その他福利厚生)を得られているのかをしっかり考えましょう。
そうすると移動時間がかなりのコスパ影響であると気が付きます。
もし片道の通勤時間が1時間減れば、1日2時間の労働時間削減。
それが1ヶ月20日稼働であれば40時間。
1年間で480時間。
時間だけ考えれば1年間で20日間もお休みの日が増えた様なもの。
これすごくないですか!?
約1ヶ月の時間が丸々新たに生み出せます。
1ヶ月の時間が有れば副業を育てることも出来ます。
会社という自分以外がハンドルを握っている不安定な収入依存から少しでも自立出来るかも知れません。
長距離通勤を受け入れてまで頑張った分だけの収入アップが保証されていた時代とは異なる流れは止まらないと思います。
体と心のストレスも考えると、余計な移動時間は極力減らした方が良いです。
下積みとして長い通勤時間をかけても経験などのメリットを自分自身で感じている場合は将来に繋がる投資として良いとは思います。
でもそうでなければ余計な移動時間、通勤時間を削減しましょう。
そして自分が快適、好きだと感じる地域や場所で出来るだけ仕事をしましょう。
会社員だとしても働く場所は自分で希望をしっかりと意思表示して選びましょう。
少しでも自分の人生を自分でコントロール出来るために働く場所はとても大切です。