『ドラえもん社会ワールドお金のひみつ』を読みました。
キッカケは小学4年生の長男が漫画をよく読むようになったことです。
ドラえもんの科学ワールドシリーズを学校の図書館でよく借りて来ることでこのような学習系マンガがあることを知りました。
近所のフリーマーケットか何かで安く売っていた『ドラえもん科学ワールド宇宙の不思議』を自分のお小遣いで買っていたくらい興味がありました。
内容は勉強なのに、子供本人は遊び、楽しいこととして捉えているのでこれは良いと思い、調べ始めました。
するとドラえもん以外にも有名マンガで学習系のシリーズがありました。
一通り見ましたが全部買う訳にもいかないのでやっぱり王道のドラえもんにしました。
ドラえもんのシリーズだけでもかなりの数が発売されていました。1冊850円+消費税とそこそこのお値段するのでとりあえずは1冊をお試し。
幅広い内容のものがありましたが、私が特に子供達に学んで欲しいと思っているお金の内容にしました。
早速アマゾンで購入して、届いたら4年生の長男はその日のうちに読み切っていました。
その後の2、3回くらい繰り返し読み返していました。
長男のこの本への熱が落ち着いたタイミングで私も読みました。
内容は一言で言うとよく出来ている。
子供が読んだであろうマンガ部分は1つのストーリーはとても簡潔で読んだ人に何を伝えたいかの目的がしっかり描かれている。しかもやっぱり慣れ親しんでいるドラえもん、読みやすい、面白い。
読んだ子供は大人が伝えたいことを今は理解出来なくてもコンセプトが脳裏に少しでも残れば十分だと思う。
大人になっていく過程で、自ら経験して、このドラえもんが伝えたかったこととリンク、腹落ちしていけば良いと思う。
この本のすごいことはマンガ部分以外の解説部分。大人が読んでも本当に勉強になります、言葉はよく聞くけれども内容をいまいち理解していないことって多いなと気付かされます。
解説部分まで読み込むとマンガ1冊としては侮れないくらいになかなかのボリューム。本当にお金に関する基本的なことは全てこのマンガ1冊に盛り込まれている。
大人もたまに読み返しても良いのではないかなと思えました。小学校4年生の子供から大人まで幅広く役立つ本でした。
850円+消費税で高いと思いましたが、これでお金の使い方、お金の価値観が少しでも育てばお安い物です。
これからは子供達が何か頑張った時に与えるご褒美はジャンクなおやつ、無駄なおもちゃ、では無くてこのような学習マンガにしてみようかな。